2011/10/30

シュパツィーレンギーヘン

「シュパツィーレンギーヘンしておいで」

「週末暇~」、「最近運動不足かも。」とドイツ人の前で
ぼやくと、シュパツィーレンギーヘンを薦められる事が多々。

シュパツィーレンギーヘン(散歩)です。

散歩ねぇ、なんだか老後の生活を先取りしているような
気分になるのですが、かといって家にいるよりかはマシなので
のらり、くらりと外に出ます。

ハンブルグにいた頃は、アルスター湖周辺。

ぐるっと一周で7.5km(か7km。忘れました。)を、テクテクと歩くのですが、
アルスター湖の対岸に臨むハンブルグの街並みは美しく、
何度歩いても飽きません。

途中に何件かアイスクリーム屋もあるし。


でも、今回は旦那の実家で
シュパツィーレンギーヘンです。

来週から11月。
風とともに、木の葉がバサバサと
落ちてきますが、まだ紅葉が楽しめます。


緑と黄色、オレンジのコントラストを
愛でながら歩いていくと、










小山を発見。
なんでしょうか?





ジャガイモでした。


 いやぁ、食卓でも、散歩中にも出合うとは。
たまには米に合いたい。かも。。

哀愁たっぷりの景色を眺めつつ、テクテクと2時間も歩きました。

今日から冬時間です。夜が長くなるなぁ。

2011/10/27

さようならハンブルグ

引っ越す事になりました。

次は、


フランクフルト



です。
日本への直行便が出ている街なので、
日本が近くなりました。パチパチ。


さようなら、ハンブルグさん。
せっかくできた友達、勝手のわかる街。。。
寂しくなります。

そして
よろしくお願いします、フランクフルトさん。


住所が決まるまで1ヶ月ほどかかりそうですが、
決まり次第連絡しま~す。

2011/10/26

再びお誕生日会

再びお誕生日会です。今度は私の友達。

「誕生日会をレストランでするからご主人と来てね♪」

と連絡をもらったのが、2週間ほど前。
その誘いに

「おぉ、(彼女の)旦那さん頑張るなぁ」

と、思ってしまうのは、ゲストの食事代は大抵主催者もちだから。
しかも、レストランの場所を確認するために店のHPを訪れた際
ちらっとメニューを見たら決して安くないし。

なので


「プレゼントが高すぎると恐縮されそうだし、安すぎると体裁が悪いし。。」

とプレゼント選びに悩みました。


贈り物を買うときの私は、旦那からすると考えすぎなのだそうですが、
そうは言われてもねぇ、日本人を30年以上もやってると
どこに住んでたって体裁が気になるんです。


ともあれ、プレゼント選びに時間を
かけすぎたので、
 一息つく間もなくレストラン直行です。

穏やかな笑顔の友人夫妻に迎えられ、
ペコペコだったお腹に嬉しいお食事タイム



アスパラガス、
カルパッチョ、
カプれーゼ、
生ハムとメロン、、、、とかとか

すごいよ。豪華。

種類豊富な前菜の後は、
各自メニューから選んだ主食。


すごいボリュームでございます。

食後のデザートに誰もたどり着けず
ワインとコーヒーで〆。

この日は結婚記念日でもあったようで、お祝いに友人の義父と母が
ICEで2時間かけて駆けつけてくれたようです。

皆さんニコニコ。

ニコニコがいっぱいのお祝いはいいですね。

2011/10/19

夫婦別食で家庭円満

イギリスにいた頃、大学内で見たあるドキュメンタリーの
あるシーンをふと思い出しました。

内容は、韓国で英語教師をしているイギリス人男性と、
韓国人女性との国際結婚の日常生活を追ったものでしたが、

仕事後(つまり夕飯)夫婦がテーブルに向かい合わせに座って、
異なる食事を取っているシーンです。

男性はパン。女性はご飯とキムチ。

その場にいた大半の方が

「え~~(ありえない)」

という反応をしてました。もちろん私も。
だって朝や昼ならまだしも、夕飯で別々って寂しすぎないか。


でもねぇ、
あれから1年以上がたって、私たちの食卓も意図とせず
同じ絵図らになってます。(毎食ではなくて週に3日ほど)

別メニューの日は、
旦那はパンにハムやチーズ。
私はうどん、そば、ご飯+味噌汁など。

こうなったのも、夜に何を食べたいか聞くと

「昼に温かいもの食べたから、夜は軽くパンでいい」

と返答が帰ってくるから。
旦那いわく、温かい食べ物は一日に一食で十分なんだそうだ。

一方で私は温かい食べ物が食べたいし、なにより朝と同じ
ものを食べるのは、どうも人生損している気がする。
どうせ明日の朝も同じなんだし。

次第に、旦那はパン。私はご飯。と別々のメニューへ。

でも、思ったより悪くないかも。

お互い体が必要とするものを食べて、ストレスがたまらないし。
そしてテーブルに向かい合ってご飯を食べているので、
ちゃんと会話はあるし。

加えて、毎日献立を考えなくて良いのは非常に助かります。

2011/10/17

ブロッケンでハイキングとSL

日ごろの運動不足解消に、今回はハイキング。

北ドイツで一番高いといわれている山
ブロッケンに挑戦です。

といっても、標高1142m。富士山の五合目よりも低い。。

歩ける距離、出発+到着地点に応じて、またSLに乗るか乗らないかで
いかようにもプランが組めますが、私たちはTORFHOUSを出発点に
8,5kmの登山をし、SLに乗ってWernigerodeに戻るコース。


山の上にそびえ立つ塔を目指して、歩いていきます。

天気が良かったので、
登山道には予想以上に人が。

子連れからご年配まで
年齢層も様々ですが、
70歳後半近いおばあちゃんも
杖をつきつつ歩いてました。

これには感心。


登山途中には、
下山でお世話になる予定の
SL君が登場。

運転している人も、
乗車している人も、
道端から眺めている人も、

皆楽しそう。

SLってすごいパワー。


歩くこと2時間とちょっと。
頂上へ到着しました。

そこでもう一度SL君と対面。
 

山頂には、休憩所だけでなく、ホテルや博物館もあるので
1時間近くはのんびり過ごせますが、寒い。

登山中に暑くなってぬいだ洋服を着ても、汗で余計に寒い。
SL君もタイミングよくやってきてくれたので、早々に下山です。

チケットは山頂にあるチケット
売り場で買えます。

Wernigerodeまで料金は
大人一人18€。

自由席なので、発車間際に
飛び乗った私たちは、立つはめに
なりましたが、

窓越しでない景色は圧巻。






そして驚いたのは、SLのトイレ。
便器の穴をのぞくと、線路が見えるではありませんか。

排泄物はそのまま線路へと落ちてゆくのです。

2011/10/14

お誕生日のお祝い

旦那の友人が誕生日を迎え

「一緒にケーキを食べようよ」

と、誘われたので行ってきました。

ヨーロッパ式の誕生日の祝い方に慣れておらず、
またしても旦那苦笑の質問を。

「ねぇケーキって誰が用意するの?私たち?」

はい。ドイツでは、お誕生日を迎える人が全部を用意して
ゲストをお迎えするんです。日本の逆ですよね。

お誕生日のお祝いに参加するのは初めてではないのに、
相変わらず見当違いの質問をする私です。

というか、旦那には学習能力がないとも言われていますが。

かといって、手ぶらで行くわけにもいかず、
彼の好みのお菓子をおもたして行きました。

特に決まった時間にパーティが始まるわけでもなく、
週末だったのもあり、朝から一日かけて
友人が入れ替わり立ち代りお祝いにくるタイプのお誕生日会。

とても、のんびりしてます。
意外と好きです。

さて、私たちが到着すると

「ケーキ3種類あるけど、何がいい?」

って。このケーキ、近所に住んでいる母が息子のために作ったホームメイド。
「30過ぎて母からの手作りって。。。。」と思ってもしまいましたが、
彼女なし、母が近くに住んでいるならば、まぁ普通なのでしょうか。

もちろん、旦那と私揃って3つともいただきました。
美味しゅうございます。

この国は、買うより作るケーキのほうがよく登場するから、
今後を思うとちょっと気が重くもあります。

お菓子作りは避けられないと何度が試しましたが、
私の焼いたものはどうも美味くない。

旦那が作った方が美味しいし。。。。。

2011/10/11

日本の年金支給が更に引き上げなんて

何気なく見ていたyahooニュースにびっくり。

政治経済については不勉強すぎてこの場でコメントを書くのは
恥ずかしいのですが、、、、

年金の支給が70歳まで引き上げって、
日本で働く人達が可哀相すぎませんか。

日本の平均寿命は年々伸びてるとはいえ、
健康で精力的に動ける年齢は限られているので、
退職した後の楽しみって減りますよね。

欧州のように年に1ヶ月程度の長期休暇が堂々と取れるならまだしも、
日本にいる家族や知人を見る限りでは、10日取れたら御の字。

しかも、その休暇も取り難そうだし。

そんな生活が大学を卒業した22歳から70歳までの48年間続くなんて
考えたら、なんだかやりきれませんよね。

そして何より、70歳までどうやって仕事をし続けるのでしょう。

大手のリストラといえば、比較的年齢の高い方が対象になっているし、
年齢が高くなればなるほど再就職は難しくなるし、

加えて、体力を使う職業の場合には、70歳まで続けられるか
疑問ですよね。


リストラをされたり、仕事が体力的につらくなった場合には
新しい仕事を見つけなければなりません。

必ずしも順調に仕事に恵まれるとは限らないですし。

でも、どうやって?

東京都で55歳向けの就職支援講習がいくつかありますが、
清掃、ヘルパー、警備スタッフ、調理アシスタントとか。

それだけ。

他にないんですか?

なんだか、成功者がほっと胸をなでおろすような社会ですね。

ともかく、
引き上げが仕方ないことなら、納得させて欲しいですよね。
加えて働き続けられるサポートをもっと提供してください。

2011/10/07

フリマ巡り

凝り性なのと(熱しやすく冷めやすくもありますが)、
友人の母からリクエストを受けたのと、
今月で多くのフリマが冬眠に入ってしまうのと、
週末が暇なのもあって、

今週末は再びフリマに繰り出します。

以前はハンブルグ内が中心でしたが、

同じくフリマが好きな義母によると、

田舎町<ブレーメン<ハノーバー<ハンブルグ<ベルリン

の順で値が上がるらしく、最近は田舎町を攻めてます。
でも、実際はどうなのか分からないので機会があったら
ブレーメンとハノーバーとベルリンにも行ってみたいと思いますが。

田舎町のフリマは当たり外れがあるのですが、
最近で良かったのがFindelhof FlohmarktとFranzosischer Garten(celle)後もう一つ。
名前を失念。。。。どっかに書き留めておけばよかった。



行く場所が旦那の実家があるエリアに偏りがちなので、
来年は新しい場所も開拓ができればと思ってます。

北ドイツでお勧めの場所があれば是非教えてください!

2011/10/04

収穫の秋、ナッツ編

近所の子にとても好かれてしまって
会うたびに

「Fumina~」

と寄ってくる。可愛い。
ある日、

「これ、2つしかないけど、1つあげる。
美味しいんだから!」

と自慢げにくれた石ころのような固い物体。
美味しいって、食べれるのこれ?と不思議に思ったけど、
とりあえずお礼だけ言ってもらっておいた。

後ほど旦那に

「あのね、今日近所の子からこんな石ころみたいなの
もらったんだけど。しかも、美味しいっていうんだけど。」

とモノを見せると、

「ふぅーん。良かったね。で、自分で開けれるでしょ」

って。その返答でようやく分かった。ナッツなのね。これ。
正体がようやく分かった私の満足げな笑みを見た旦那が呆れ気味に

「まさか、分からなかったの?」

って。えぇ、知らないわよ。


という事で、3連休の先週末は
再び森の中です。

先週に味をしめたキノコを
採りつつ、今回はナッツも
集めました。

天気も良く、晴れやかな気分で
歩く私の隣で、旦那の講義は
続きます。

「このナッツはね、、、、云々」

こういう時の旦那は活き活きと
そして延々と語ってくれるのです(汗

2011/10/02

友達の赤ちゃんをみに

友人より

「子供が産まれた」

と写真付きで報告があったので、早速自宅へ
お邪魔してきました。

ピンポーン

とベルをならすと、彼女の旦那さんが

「やぁ、いらっしゃい」

って。確か平日だったよな今日?と思ったのが顔に出たのか、
彼が続けて言うには、

「子供の出産に合わせてね、一ヵ月の有給休暇をとったんだ♪」

って。どうやら夏休み分をあてたらしい。
感心。

友人は、ドイツ語が片言しか話せないブラジル人。
いろいろ不安な中で、こうやって側にいてくれると本当に安心すると思う。

彼女に初めて会った時は、ストレスから毎日辛そうだったけど、
今はとても満ち足りた様子で、いつもニコニコしてる。
良かったね。