私達が付き合い始めの頃にした数ある喧嘩の1つ。
お店で(レジの)定員さんに挨拶をしたかどうか。
ドイツでは買い物をすると、必ず定員さんに
「ダンケ。チュス」
(「ありがとう。さようなら」)
と言われる。
ある日、二人で買い物に行った際、旦那のみが
これに返事をし、私が無言のままだったら
「今、挨拶した?」
と、旦那が怒った。
うーん(挨拶)してない。でも、言い訳する私。
「してない。でも、日本式に笑顔で答えといた。」
この言い訳はもちろん旦那に通用せず、
「挨拶は言葉で返さなきゃ駄目でしょ!」
と、説教の勢いが増すだけだった。
確かに、相手に「さようなら」を言われたら「さようなら」を
言わないと失礼よね。反省。
未だにレジの方に話しかけられても理解できないけど、
「チュス(さようなら)」だけは必ず言うように。
逆に(個人店などの小さな)お店に入った時は、定員さんに
「ハロー」と必ず挨拶もするのは買い物の基本だと言われ、
これも必ず実行。
この習慣は日本に帰った時にも抜けず、
「ありがとうございました」
と笑顔でお礼を言ってくれる店員さんへ
思わず、
「どういたしまして」
と返答。
うーん、「どういたしまして」はなんだか違和感。
なんて返答すれば自然なんだろう。
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