マダニ
初めて出会ったのは数日前の朝でした。
太ももに何か黒いものがついてるを発見したのは
夫が会社に出かけたすぐ後。
汚れ?
とひっかいてみたけど中々取れない。
新しいホクロ?
でもちょっと違う気が。
無理やり引っこ抜いて、よ~く見てみると、
虫。
ひぇ気持ち悪い。
そして、引っこ抜いた部分が徐々に膨らんでくる。
ちょっと心配になって夫に電話してみると
「なに?自分で引っこ抜いたって!
ありえない。すぐ病院へ行きなさい」
って。
なんで怒られなきゃいけないのよ。と不満を抱えつつ
病院へ行くと、
「マダニに血を吸われましたね」
って、体に残ってたマダニの残骸を処理してくれました。
「はぁ終わった~~。」
と帰ろうとすると、先生が
「注射も受けてくださいね。全部で4回、一回目は今日。
2回目は来週、3回目は再来週、4回目は来年ね」
「それから、2週間は朝晩薬をのんでください」
とニッコリ。
悪魔のような先生の笑み。
4回も注射。もう泣きそう。
そして、その日の夜。
仕事から帰った夫がブツブツと
「森に入るときは洋服を気をつけなきゃ駄目でしょ!」
「マダニは自分で抜いちゃいけないの!」
って。
注射で始まった私の一日は、夫の小言で終わったのでした。
ちなみに、このマダニ、林や森などにいるようで、
動物や人間が来ると寄ってきて、温かく柔らかい場所を見つけてから
じっくりと吸血するようです。
体にびっ~~たりと張り付き、簡単に取れやしない。
それだけでも気持ち悪いのに
感染症を引き起こす元まで持ち込んでくるんだそうで。
はぁ、憎たらしい。
不幸中の幸いといえば、マダニに食われたのが北ドイツだった事。
南に生息するマダニの方が毒性が強いようです。
基本は虫除けスプレーや、虫が体内に入り込まないような洋服を
着るなどの対策をするようですが、それでも食われた場合は
マダニが張り付いた状態のまま、病院に行くんだそうです。
もう、
これから森に行くときは、虫除けスプレーたっぷりつけていきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿